ANAはAirAsiaと合弁で設立したAirAsiaJapanについて提携解消することを発表しました。
運航当初は70%台だった搭乗率でしたが、徐々に低空飛行になり最近は50%台とも言われています。
知名度も広告と地方路線就航でUpしたJetStarに比べて低く、国際線に進出したもののツアー客の取り込みが遅れて低迷する状況でした。
今年に入ってANAはテコ入れをしようと躍起になったのですが、好調なピーチに比べてなかなか上向かず、結局のところ提携関係を解消することになりました。
AirAsiaのビジネススタイルをそのまま日本に持ち込んだのが敗因の一つでしょうね。
なにせ日本は、ビジネスではガラパゴスですから海外で成功したビジネスがそのまま日本に持ち込んで成功した例は少ないですからね。
Jetstarは早くから旅行代理店を巻き込みツアー客からも需要を取り込んだのは流石、日本マーケットを熟知したQFの血と言ったところでしょうか。
AirAsiaJapanとしては10月まで運航されるますが、11月以降ANAがどのような形でLCCを運航するのかは7月に発表するとの事で、ピーチとの一本化が有力なようです。
AirAsiaとしては日本への参入を諦めては無いようですから、Skymarkあたりと組むか?
中国の春秋航空も日本参入の準備を進めてますが、これから日本のLCCはどうなるか?
日本はガラパゴスだかなぁ・・・
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