寝台特急「あけぼの」が来春のダイヤ改正で廃止となる新聞報道が有りました。
正式発表前ですので新聞記者が関係者への取材によるものですが、自分も夏前には廃止となる話は掴んでました。
ただ話だけで実現しなければいいなぁとは思ってましたが・・・
実際、乗車率も週末や大人の休日切符期間以外は空席も目立ち、車両の老朽化も進んでいることもあって、廃止はやむを得ないところです。
廃止によって庄内地方と東京を結ぶ列車は無くなりますが、代替手段となる夜行バスもありますし、庄内空港の夜間ステイによる夜便就航で庄内地域利用者には便利なダイヤ設定になっているので、一般利用者にとっては「あけぼの」廃止によって不便とならないでしょうね。
「あけぼの」が今まで残った理由に庄内地域の交通不便があり、旧来の「出羽」が「あけぼの」と統合され存続していたこともあります。
日本海縦貫道も一部区間ですが開通もしたことも鉄道離れの理由に有るでしょう。
「あけぼの」廃止は残念ではありますが、これらの状況を見れば、今まで良く残ったと思います。
夜行列車自体が時代から取り残された存在なのかも知れません。
先日、熊本のブルートレイン多良木で久しぶりに開放B寝台を利用しました。
子供達が珍しいのかはしゃいでいました。自分も昔、初めて寝台特急「さくら」に乗った時を思い出しました。
夜行列車と言う言葉が失う時がこの先、来ることでしょう。
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