子供の頃から地元を走る183系「わかしお」「さざなみ」などの房総特急を見ていましたから親しみのある列車でしたが、成田エクスプレスNEXの登場で不便な京葉線経由にさせられ、姿を見る機会が無くなりました。
子供の頃、東京毎時00分が「わかしお」で30分が「さざなみ」と覚えていたものです。
平成に入り、蘇我までだった京葉道路が木更津まで延伸され東関東道館山線となり、劇的に千葉の交通事情が改善されました。
蘇我から湾岸沿いの16号は渋滞が多くえらく時間が掛かる事が多く、それを嫌ってレジャー客では鉄道利用も多かったものです。特急の合間に153系、165系による急行「外房」、「内房」が走ってました。
木更津出身の有名議員?の絶大な後押しでアクアラインが開通すると、都心と房総を結ぶ高速バスが開設されて鉄道のシェアを奪い、高速が富浦まで開通されると、「さざなみ」は白旗をあげました。
今度は、圏央道が東金まで開通して、「わかしお」も落城寸前。来年3月のダイヤ改正で2往復削減されます。
房総半島の交通事情は高速道路の開通で劇的に変わりましたね。
蘇我から延々と下道で房総に出掛けていた頃を知っている人間としては、鉄道需要が減っても仕方無いです。
でも、内房線の上総湊~富浦間は海沿いを走るし、観光列車を仕立てれば、観光バスツアーに組み込んでの観光客を呼ぶことは出来そうな気もしますが、誘致するだけの気力が地元やJRに有ればですけどね。
アクアライン800円はいつかは終わる筈なので、今から次の種まきをしないと、房総特急と同じ運命になるカモ
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