今日は、青春18切符の残り1日分を使う旅(と言うより撮影)に出てきました。
信越線のSL新春碓氷号か、大井川鉄道のSLにするか朝方まで迷った末に群馬ルートを選択しました。
予め2パターンの行程を考えていたのですが自宅出発はどちらでも同じで秋葉原で北に行くか南に行くかの分かれ道でした。
群馬ルートは、先ずは赤羽で「あけぼの」の流し撮りからスタートです。
この時期は日の出が一番遅い時期で赤羽通過時でもようやく夜が明けてきた感じです。
その後は、高崎で乗継いで安中まで行き、駅から歩いて30分程の安中~磯部間の撮影地へ。
既に15人位が来てましたね。思った程寒く無かったのが幸いでした。
SLは何故か遅れていて10時20分頃にいい感じの煙で通過したのですが、日差しが雲に遮られてしまいました。
駅まではタクシーを呼んでいたので、急いで通りに出て待っていたタクシーに乗り込み安中駅まで行きます。安中駅10時35分発の横川行きに乗る為の飛び道具(笑)です。駅まで1160円でしたから1分37円換算です。
横川まで行った最大の目的が、昼食用の「かまめし」購入です。
この後時間的に昼食を取る&購入する時間が無かったし、横川駅に到着したSLも撮影出来るしと飛び道具を使った甲斐があるってものです。
横川駅で無事に「峠のかまめし」をgetし、振る舞い酒まで貰い高崎行でとんぼ返り。
高崎で吾妻線大前行に4分接続なので急いで乗り換えて115系に揺られながら、かまめしで昼食です。
吾妻線は単線で定尺レールなのでジョイント音と揺れが旅情を誘います。
弁当の味にスパイスが掛かるモンだよと一人で納得しながらかまめしを完食です。でもこの容器を捨てるのは惜しい気もするのですが、持ち帰るには重いし残念ながら降車時にゴミ箱へ。
13時前に長野原草津口に到着。再び飛び道具のタクシーで八ツ場ダムに掛かる事になる不動大橋へ。
今度はちょっと距離が有って1610円掛りましたがココへは最寄りの川原湯温泉駅から歩くと上り坂で大変らしいので・・・
それにしても、あれだけ大騒ぎした八ツ場ダムも工事が再開されたようで、以前にこの辺を車で通った時よりも景色が変化していますね。
不動大橋からはダムが完成すると水没する吾妻線を俯瞰撮影出来ると言うのでやってきたのです。
ちょうど3月のダイヤ改正で吾妻線を走る特急草津が185系から「スーパーひたち」のお古に置き換わるのもあったので記録撮影にやって来たのです。
この場所、凄く気に入りました。吾妻線もダムの工事により新線に切り替わりますが、切替まであと1年有るので新緑の頃にまた来てみたいものです。
それにすぐ脇に道の駅八ツ場ふれあい館があり、撮影の合間に立ち寄れるのが有り難いです。
ココには足湯もあって、これが石油臭付の良い湯なんですよ。足湯じゃなくてちゃんと浸かりたいほどです。どっかで入れるのかなぁ?
185系特急を3本、115系普通を2本撮影した後、不動大橋を渡り付け替えとなる吾妻線の工場現場を見ながら川原湯温泉街へ歩いて向かいます。
初めて川原湯温泉に来たときはまだ温泉街が有りましたが、来る度に建物が減り、旅館は殆ど無くなり王湯だけが取り残された感じです。
このあと草津温泉へ行くので後ろ髪引かれる思いで駅に向かいます。
不動大橋から歩くこと30分。ようやく川原湯温泉駅に到着です。ほぼ下り坂なので楽でしたが、逆は相当シンドイでしょう。
15時15分発の万座鹿沢口行きに無事に間に合い、2駅上州大津駅まで乗車します。
草津温泉行きのバスは長野原草津口から出ますが、上州大津駅から旧道に出たとこに堂西バス停があり、ここからでも乗車出来るのです。
無人の上州大津駅で下車して旧道まで歩くと直ぐにバス停があり、7,8分程で草津温泉行きバスがやってきました。(もともと長野原草津口で接続するバスですからね)
草津温泉へ行くにつれ標高も高くなり道路上の温度表示もー2℃とかを示し雪も積もっている場所が多くなります。
20分程で草津温泉バスターミナルに到着です。運賃の600円を払いバスを降りますが流石に寒い!
コインロッカーにカメラバックと三脚を入れて身軽になって湯畑へ直進です。
16時45分のバスに乗らないと2時間程、吾妻線の列車が開いてしまうのです。もうすこしゆっくりしたいところですが、帰宅時間を考えると仕方なく、今日は湯畑脇の白旗の湯に浸かります。
久しぶりの名湯、草津温泉の湯です。観光客が多いですが、みんなサックと入って出ていくので、意外と入れ替わりが激しいです。
冬場だからか、そんなに熱いと言うほどでは無いですが、結構、皆さん「あつい」を連発しています。夏場はこんなもんじゃないけどなぁ~
それでも長い間入り続けると上せるので、入ったり出たりをして30分程浸かりました。
着替えて湯畑をチラッと見て饅頭買ってバスターミナルに戻るとバスが発車間際。窓口で堂西バス停までの乗車券買ってバスに乗り込みます。
堂西バス停で下車して誰も居ない小さな待合室で待つのですが駅には自販機も有りません。
風呂上がりで喉が乾いたので何か飲みたいけどとまわりを見渡すと駅の150m先に自販機らしい明かりを見つけカメラのズームレンズで確認すると確かに自販機。
助かりました(笑)
やって来た高崎行はロングシートの107系で残念。
もう真っ暗で風景も楽しめ無いからロングシートでも良いか。ローカル線にはロングシートは似合いませんねぇ
高崎には18時57分に到着で、次の高崎線は上野行快速アーバンが19時35分発なので、その間に駅ビルにある登利平へ。
群馬と言えば登利平でしょう。個人的にそう決めてましていつもの「唐揚げ定食」(980円)を注文。
乗り継ぎ時間的に微妙でしたが、完食したのが28分だったのでなんとか間に合いそうです。
レジで会計をして、駅ビルを出て改札を入り上野行のホームに行くとかなりの列。
帰りは奮発してグリーン車に乗ろうとモバイルスイカでグリーン券を買い列に並ぶと、列車が到着。前橋始発なのですが、いつもならそんなに混んでは無いのですが、帰省ラッシュを忘れていました。
グリーン車は既に満席。普通車もかなりの立ちがでていました。
グリーン券も購入済みなので、20分後発の高崎始発の普通に乗ることにします。19時55分発の上野行は余裕で座れました。それならゆっくり食事すれば良かったなぁ。
予定より40分遅くなりましたが、上野駅に21時45分に到着して全行程終了・・・では無く、最後に市川で5971レを撮影してから帰宅してきました。
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