金曜日から降り続いた雪で山梨県は陸の孤島となり、群馬や長野やこの他山間部の地域では国道で立ち往生したりと降り始めてから丸3日以上たっても解消されないと言う異常事態になっています。
やはり一番の原因は、気象庁の予報で「先週ほどの降雪にならず平野部では夜遅くには雨になるでしょう」と金曜日の朝に言っていたことでしょうね。
朝のお天気キャスターの解説を聞いて出掛ける人が多いのが日本です(海外ではあまりそういう習慣は無いみたいです)
勤め人の場合、昼間会社でネットで予報を見たりしますが、予報内容は朝と対して変わらないし、事実、雪の振り方もそんなに強い感じでは無かったので安心しきっていましたね。
日が暮れ始めてから雪は本格に積り始めてきましたが、予報を信じ「今日は飲んで帰るころには雨になるから大丈夫」と週末の夜を楽しもうとした人も
自分は、ちょっと撮影でもして帰ろうと駅に向かうと「本日、甲府行の特急は18:30発が最後になります!ご乗車の方は・・・」とアナウンス。雪はどんどん強くなるし、これは大変と地元に戻って撮影した訳ですが、あの日の甲府行特急は無事に辿り着いたのでしょうかね?
会社帰りに飲んだ人は、やはり帰れなくなったそうです。(定時で退社しても家まで帰れたかは疑問だったようですが)
それにしても、雪が止んだ土曜、山梨県がそんな酷い状況になっているとはあまり報道されせんでしたね。孤立報道も夕方過ぎてからでした。
オリンピックに浮かれている場合では無かったのです。
これはオリンピックの影に隠れて報道が遅れたことも孤立化を長期化した原因の一つでしょう。もう少し早くから大変だと報道が騒げば政府も早く動いたのでは?と思っています。
こうやってBlogを書いている今でもあちこちで、それも東京都でも雪で孤立している地域があります。
今回の雪害は人災でもあったと思っています。
雪の予報は難しいは判ります。ここ数年、異常気象が続いていますから前例にとらわれない予報や、もし危ないと思ったらネットを使い広範囲に国民に通報できる体制を考えて欲しいですね。
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