常連のコストを一見さんで吸収

なんか飲食店で良くありがちなタイトルですが、この前の旅行でふと優先搭乗の行列を見て、航空会社も同じだなぁと思ってしまいました(笑)

LCCが安く運賃を設定出来る要因の一つに、集客コストを切り詰めている事があります。

フルサービスキャリアはマイレージサービスに巨額な予算を注ぎ込ん顧客の囲い込みをしてます。
この原資はお客様から収受する運賃なので、そもそも運賃コストとして計上されていてると言う考えが有ります。

例えが違うかも知れませんが、昔とあるスキー場の責任者と話した際に、リフト料金は割引料金が本来のコストを前提とした正価で、定価(割引なし)はそれに上乗せして割り引いて得しているように見せていると言ってました。
だから割引券を配っても懐は痛まない計算なんだそうです。
なんか似ているなぁ~と思うのは自分だけ?

航空会社は、利用者が保有するマイレージに相当する金額を引当金として計上しているのですから収支を合わせるには運賃コストに反映されているという考えも間違えでは無いでしょう。

そうなるとタイトルの様な話になるのかなぁと思った次第です。

年々、マイレージサービスが改定されてますが、一見さん(マイレージ非会員)がLCCに流れるとその分原資が減るわけで更にサービスダウンすることが考えられます。

デルタ航空がマイレージを計算する単位を搭乗距離から運賃金額に変更したのも原資とサービスを均等にしようと言うことなのでしょうね。

マイレージサービスにも変革の波が生まれつつあるのかも知れません。

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