空きハンガーにデルタが入居へ

デルタが入居するハンガー

デルタが入居するハンガー

成田空港のRWY34Lに近い整備地区にあるハンガーと呼ばれる整備棟が連なってますが、昔はJALとANAが入居してロゴマークが出ていました。

しかし、JALが事実上の倒産、企業再生する際に整備見直しで成田空港での整備体制を縮小したのに際しハンガー賃借を解除して空き家になり、ハンガーに掲げられていたロゴマークが無くなりました。

この後、あのハンガーはどうなるのかな?と思っていたら、デルタ航空(DL)が入居することになったそうです。
成田空港と賃借契約が近く結ばれ、DLは成田空港で重整備が出来る体制を整える計画とのこと。

海外の就航地に整備用のハンガーを確保するのはかなり珍しいと思います。
大抵、本国のハブ空港にハンガーを持ち運航中のトラブルで大きな整備が必要な場合は、就航地のフラッグキャリアやパートナーキャリアに委託するか本国にフェリーするのが一般的です。

その中でもDLはノースウエスト航空時代から成田空港に自社整備員を雇用して、整備をしてきてましたから今回、ハンガー賃借によって作業効率も上がるし整備力も向上するのでは無いでしょうか?

昔、NWなんかはB747にエンジンぶら下げて交換エンジンを本国から取り寄せて成田空港でエンジン交換するような事をしてました。
交換エンジンをぶら下げているB747は一見、エンジン5個が付いて5発機のようでしたね。

成田空港で重整備が出来るようにしたならその勢いで日本国内線に参入?そんなことは無いか・・・

でも成田空港に降り立つとDLのロゴが入ったハンガーがあるのを見た外国人はどう思うでしょうね

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