地元に葛西橋という一級河川荒川を跨ぐ橋が有りますが、車で通る度に老朽化が激しいなぁと思うのです。
高度成長期にはこの橋が、都心と千葉側を結ぶ南端の橋梁だったので浦安や葛西の埋め立て工場のトラックが通過し、埋め立て後は京葉工業地帯を結ぶ幹線道路として過積載のトラックが連なって通り、東京湾に近く潮風をモロに受けて老朽化が進んでいます。
今は、海側に2本の橋が架けられて交通量は減りましたが、満身創痍の状態です。
このまま放置すればいつかは崩れ落ちるのではと思ってしまいます。そうなる前になんとかして欲しいものですが、財政の問題やらでなかなか進んでいないようです。
少し前に話題になっただいに青函トンネルも色んな事を考慮すればそろそろ計画してもおかしく無い筈です。
青函トンネルは開業してからまだ25年ですが、工事はその20年前始まって難工事の上ようやく開業したのです。
今の技術なら当時ほどでは無いにしろ掘って直ぐに開通なんて出来ないのですからね。
正直、第二青函トンネルの話が出来た時にはコストと維持費を考えたら無駄と思ったのですが、葛西橋や老朽化した首都高を見ると無駄では無いとおもうようになりました。
将来を見据えるというのは難しいものですが、高度成長期に架けられた橋梁やトンネルが耐用年数を迎える所がたくさんあります。
新しい橋梁やトンネルの掘削が必要なんですけど一向に更新計画が出ること無く、財政難を理由に延び伸びになっている所が殆どです。
この先、この問題にどうやって対処していくのか?国はそろそろ腹を据えて対処して欲しいものです。
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