経営危機にあるスカイマークの起死回生策がJALとのコードシェアでしたが、ここにきて国土交通大臣が政府の監視下にあるJALとの提携について厳しく査定するとの発言。
なんせ今の自民党政権は、民主党主導で行ったJAL再生を嫌いANA寄りの政策を取ってきましたから、ここでコードシェアと言えども羽田空港でJAL便をふやすのは避けたいのでしょうね。
(自民党は昔はJALと大きな利権繋がりだったのですが、こうも手のひらを返すのだから政治家は・・)
現金の減少が続くスカイマークとしては早くコードシェアをしてJALに席をブロック売りして現金を得たいんだろうなと思います。
だから12月から実施するような計画だったのでしょう。
12月の航空需要が旺盛な時期にJAL便として空席、特にキャパシティが増えたA330を満席にしたいのと、A330就航で不人気のB737フライトの穴埋めをすれば、年末~年度末の色々な支払いに目処が付く公算だったのでは?
それが国土交通省大臣によってハシゴを外される可能性も出てきたわけです。
なんせスカイマークは国土交通省からお小言を貰うばかりですから、省内にスカイマークを延命させるより、退場してもらい発着枠を回収してLCCに配分した方が良いと考える官僚もいるのでは?と勝手に思っています。
この提携が実現できるか?
スカイマークの将来は国土交通大臣が握っていると言っても過言では無いでしょう。
あ、個人的には、安全をないがしろにする経営者が居るキャリアは退場してもらいたいと思ってますからね。
コメント