鉄道趣味人口の多さが原因?

昔、仕事で鉄道関係の映像商品などを扱う某大手プロダクションのディレクターの方と話す機会があり、「航空関係は手がけないのですか?」と聞いたことがありました。
その時の答えが「鉄道の趣味人口を10とすると航空の趣味人口は1以下なので航空は儲からない」でした。

確かに鉄道趣味人口は多いです。
最近は女性の進出も目立ってきており、増加傾向な感じがします。
本屋には多数の鉄道に関する雑誌や書籍が並んでいます。

そういう事もあって、鉄道を商売にしようと思う人も増える訳で、手軽なオークションでの転売熱も高まるのでしょうね。
東京駅での記念suica発売でのトラブルを見ていると、想定を超える購入希望者が列をなして混乱してしまい、結局、発売を中止すると言う騒ぎになりました。

並んだ全員がそうでは無いでしょうが、最近は転売目的で購入する人も多い。
インターネットで手軽に転売出来るし、それも高値が付く事もあるので鉄道はいい商材なのでしょう。
特に日本人は「限定」には弱いですからね。

1500円仕入れた商品が1万円にもなったら大儲けです。買う方も遠方から交通費掛けて買いに来るならオークションで入手した方が安い人も居るでしょう。
今の鉄道趣味人口を考えると、そう考える人も居ても仕方ないと思います。

その辺を考えて、転売を生業とする人より、鉄道会社がもっと儲かるように上手い商売を考えた方が良いのに・・・と思ってしまいます。

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