着陸料を1年間免除

4月から成田空港に初めて就航する航空会社が新設する成田路線の場合、1年間着陸料を免除する制度が始まります。

かつての成田空港は発着枠が無く航空交渉で路線権を得ても成田空港に乗り入れ出来ないと言った状況が長いこと続きました。

その後、成田空港のB滑走路の共用開始で発着枠が増えたものの世界的な不況と日本経済の沈下で乗り入れは伸び悩んでいたところに羽田空港の再国際化による利用者の移転、追い討ちをかけるようにコードシェアによる運航へ切り替えによる路線整理で便数減と成田空港の発着枠に余裕が出て来ています。

その空きを埋めようとLCCを誘致して来ましたが、そのLCCも頭打ち状態です。少しでも乗り入れを増やそうということでしょうが、利用者から見れば羽田と成田どっちが便利かと問われれば羽田と言う人が多いですから、航空会社としては羽田に乗入れたいと思うわけです。

なので少しでも成田空港を使って貰おうという事なんでしょうが、2年目は25%と一気に割引率が縮小されてしまいますから、2年目が勝負と言ったところでしょうか?

まあ、なんにせよようやく成田空港も危機感を持ってきたということでしょう。
こういう努力ももっとしないと、ローカル空港になってしまいますからね。

コメント

タイトルとURLをコピーしました