歴史的構造物まで流された球磨川氾濫

昨日、飛び込んで来た九州南部の豪雨で球磨川が氾濫して上流の人吉から河口の八代まで広範囲に渡って水没すると言う被害が出ました。

日本三大急流の一つで、普段は清流が流れて景色も良い場所が一点して泥水に飲み込まれています。今日になりようやく被害状況が判るようになり、あまりにも被害に驚いています。

川が流れる地形的に元々急流になるところに大量の水が流れてきたので水の勢いは尋常では無かったことでしょう。
4箇所ある球磨川を渡る鉄道橋梁は3つが流出したとの情報で肥薩線とくま川鉄道に大きな被害が出てます。特に球磨川と並ぶように走るJR肥薩線の被害が甚大です。

肥薩線のハイライトとも言える場所の一つ、球磨川第一橋梁は丁度キハ185の特急が居るガーター橋のあたりが流失してしまったようです。

普段の水量は少ない清流が流れる球磨川第一橋梁

第一橋梁の画像を見ると橋桁から川面までかなりの高さがありますが、水がこの鉄橋の高さを超えたと言うのですからものすごい水量だったのでしょう。源流に近い市房ダムが緊急放流していたらもっと被害が広まったことでしょう・・・

肥薩線の全通は1909年と古く、建設時経緯から歴史的構造物も多く残っている貴重な路線でもあっただけに残念です。

JRもなんとか観光路線として生き残りをしようと頑張って観光特急やSLを投入してはいましたが、このコロナで利用者が激減してのこの豪雨ですからね。

報道で球磨川第二橋梁が流出している映像がありました。

球磨川第二橋梁

流出した球磨川第二橋梁

今回の氾濫では道路に掛かる橋も流出しており交通網が寸断している地域もあるようです。

少なくても球磨川が氾濫して橋梁が流されると言うことが開通後に無かった(筈)訳で100年に1回、いや200年に1回有るかと言う異常な降雨だった訳です。

これから復旧にあたって色々な問題が出てきそうです。先日も日田彦山線で豪雨で不通になった区間の廃線、BRT化がようやく決まったとこです。

第3セクターのくま川鉄道はかなりの支援が必要になるのでは無いでしょうか?

くま川鉄道

第三セクターのくま川鉄道

毎年のように発生している自然災害ですが、これによる交通網への被害が増えています。
昨年も台風で増水した千曲川や久慈川で橋梁流出が出てます。
こういう時の復旧費用について国や自治体の支援について法制度の整備が必要なのではないでしょうか?

そろそろ国鉄分割民営化から30年を経過し、次なる改革として上下分離を真剣に考える必要があると思っています。

最後に今回の災害で亡くなられた方へ合掌。

通勤電車の密をどうするか?

緊急事態宣言が解除になり、通勤客が都心に戻ってきました。
4月から在宅勤務の日は夜に運動の為に散歩をしていますが、夜の9時前にはまるでゴーストタウンとなっていたかの駅前が、宣言解除後は日増しに人出が増えてきました。

先月は朝の通勤ラッシュ時間帯でも空席があった電車も混雑してきており、既に路線や時間帯によっては「三密」状態になっているとの話もあります。

今までの見解では、通勤電車はドア開閉などにより感染の可能性は低いとされてましたが、以前のような通勤ラッシュとなれば、感染の可能性はやり玉に挙げられていたパチンコ店よりも高くなるのでは?と思うのです。
特にこれから暑い夏になるので、空調を使う時期になると窓開けもままならくなります。

乗車率を下げる(密を避ける)には、増発や増結と言う手段がそう簡単に出来ない以上、乗車人員を減らすしか無いのですが、例えば

銀河鉄道バスが行っている都心への無料バスがありますが、こういう取り組みを自治体が援助するなり、既存の貸切も含めたバス事業者へ道路運送法第21条第1項適用による一般乗合旅客輸送を限定的に認めるなどの対策も有るのではと思ってます。

色々問題があるとは思いますが、特に貸切バス事業者は頼みの訪日客が無く青息吐息状態ですから、雇用維持の観点からも有益なのではと・・・。

コロナ前の4~5割減位な昨晩の総武快速線