和歌山電鉄を役員まで務めたたま駅長が亡くなり、28日に貴志駅で盛大な社葬が執り行われました。
和歌山電鉄のたま駅長は日本ならず世界中にも知れ渡った存在で実際にたま駅長が勤務していた貴志駅には多くの見物客が訪れる程でした。
元々南海電鉄のローカル線が廃止の危機を地元の熱意で和歌山電鉄として再出発した際に貴志駅に住み着いていた猫が「たま」が、社長のアイデアで駅長にしたことからたまの人生が変わった訳です。
猫の駅長が居る鉄道と言う事でニュースになり和歌山電鉄の定期外輸送人員増加と言う功績は、その後全国のローカル線にも波及し、各地で動物駅長が誕生しました。
人件費は餌代だけでお金を掛けずに集客も出来る訳でお金の無いローカル線としても一石二鳥と言うわけです。
ただ、動物からみた場合ははた迷惑な話では無いのではと思ってしまいました。
猫は自由気ままで人間を基本的に嫌う傾向がありますからね。
先日も呟きましたが、たま駅長は駅長就任時に高齢でしたからストレスが溜まって寿命が短くなるのでは?と思ったものです。
会社側も時間を区切って駅長としての仕事と区別して配慮はしていたようですが・・・
せめて動物駅長が居る会社には動物取扱責任者の資格を持った人がちゃんと面倒を見るなどの必要があるのでは?と今回のニュースを見て強く思いました。
たま駅長が天国でマイペースで過ごせることを祈りつつ合掌。
コメント