第2青函トンネルの議論を始めるべきか

前にも書いたと思いますが、第2青函トンネルの建設について議論をはじめるべき時期に来たと思っています。

先日、JR北海道が北海道新幹線の料金を発表した際に青函トンネルの老朽化による保守コストが掛かり新幹線が開業しても赤字は続く発言がありました。

青函トンネルが開業して間もなく30年になろうとしてます
本格的な海洋下の長大トンネルですし、本工事が始まったのが昭和46年ですから45年近くが経っています。

今のコンクリート技術なら100年保つと言われていますが昭和46年建設当時の技術ですし、その当時に建設されたマンション(団地)なんかを見れば劣化しているように見えますし、コンクリートが脆くなりやすい海水が混じっていてもおかしく無い環境ですからね。

これから新幹線が開通しますが、幹在共用なので新幹線も高速化出来ず、本州との物流の要である貨物列車も新幹線にダイヤを譲る必要もあり輸送力に足かせとなります。

やはり第2青函トンネルの建設是非を今から始めた方が良いのではないでしょうか?今の作業坑や先進導坑を活用出来れば工期は当時より短縮出来ますが、10年単位の時間は掛かる筈です

将来青函トンネルに致命的な問題が発生しないとも限りませんし、札幌まで新幹線が開業しても幹在共用と言う訳にもいかないでしょうしね。

将来を見越した交通政策を考えてもらいたいものです。

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