キャセイのA340も退役とは

CX/CPA/キャセイパシフィック航空 A340-300 B-HXF

キャセイパシフィック航空 のA340-300

キャセイパシフィック航空(CX)が退役するA340-300を解体してリサイクルする取り組みを始めるというニュースがありました。

キャセイはA340を早い時期に導入して運航していたキャリアですが、退役する時期になんですね。
それも売却ではなくスクラップにしてリサイクルできる素材はリサイクルするというのですから、なんかもったいないような気がします。
まだまだA340も使えるとは思うのですが・・・

そう言えば、船の科学館が保有していた元青函連絡船の羊蹄丸もリサイクルされましたね。

でも今更、中古のA340を購入するキャリアは無いかな。既にの市場は双発機の時代。
いくら中型エンジンで燃費効率が良いと言っても4発機となると経済的に新型の双発機とのコストを比較すると割に合わないとなるでしょうね。
だから中古機材として売るよりリサイクルした方が良いということでしょうか。

調べてみたら今までA340-300に乗ったのは10回、うち8回がSwissで残り2回はSQということでCXのA340には乗ってませんでした。

SwissもA340の一部をB777-300ERにリプレイスします。A340は好きな機材なのですけれどしこれから乗る機会も減ってしまうでしょうね。

残念です。

コメント

  1. AHO より:

    TRAVAIRさん こんにちは。

    エアバスのA340はその経済性から不人気で、カリフォルニアのモハベには売れない中古のA340がごろごろあるそうです。
    タイ国際航空もシンガポール航空もA340は退役しましたし。

    日本近辺でA340を運行しているのは、フィリピン航空、中華航空、中国国際航空、中国東方航空、キャセイとフィリピン航空を除くと何故か中華圏の航空会社ばかりです。

    対抗馬のひとつであるボーイングの777-300ERなんかはETOPS 330を通っていますから太平洋横断のようなルートでもいざという時にはエンジンひとつで近くの空港まで何とかなるということなのでしょう。

  2. TRAVAIR より:

    AHOさん、こんにちは

    シンガポール航空はA340を手放すが早かったですね。オーストリア航空もA340も早々に見切りをつけててB777に移行しちゃいましたし。

    ETOPSも伸びて今や太平洋ルートでも双発機で行き来できるようになりましたから経済性を考えるとやはりB777に軍配が上がってしまいます。

    乗る方とすると双発機で洋上飛行するより4発機や3発機の方が安心できると思うのは古い人間なんでしょうかね?

  3. AHO より:

    TRAVAIRさん こんにちは。

    B787といい、A350といい時代の潮流は双発機に移行していますので、これからどんどん三発機、四発機は減って行くのではないでしょうか。

    ただ、両方の機材共に燃油の価格が高いころに設計されていますので、もしこのまま燃油の価格が低価格で移行すればまた三発機、四発機が登場するかもしれません。

    四発機と言えばBAe 146/Avro RJ100も一応四発機ですが、日本近辺で使用している航空会社は無いのですか?
    ヨーロッパではスイス国際航空やブリュッセル航空などがAvro RJ100を使用しています。

  4. TRAVAIR より:

    AHOさん、こんにちは
    日本周辺でBAe146シリーズを使っているキャリアは少ないですね。
    これだけ双発機がシェアを伸ばすとなかなか三発機、四発機が登場しずらいかもしれませんね。
    まあ双発機が大きなアクシデントでやっぱり双発じゃダメとかなれば流れが変わるのでしょうけど

    でもB727やL1011の雄姿をまた見たいものです。

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