B787ローチンカスタマーゆえの受難

全日空B787B787に搭載しているロールスロイス製トレント1000エンジンで内部の腐食対策が不十分であったことが判明し、ANAが保有する50機のB787についてエンジン交換のメンテナンスを実施することになり、国内線を中心に欠航や機材繰りによる時刻変更が1か月程発生することになりました。

特にANAの場合、B787をB767の後継機として国内線でも多用していおり、今では国内線、国際線で50機を擁する一大B787オペレーターです。

国内線の影響が大きいだけにニュースとして大々的に取り上げられて、イメージ的に悪くなってしまうのが残念です。
特に今回は同じB787でもJALが保有する機材はエンジンが異なるので影響は受けないのと、国際線機材では既にに交換処置を実施していることを公表していなかったことをやり玉に挙げられて、悪者扱いですからね。

就航後に発生したバッテリー問題での運航停止に続いて今回のエンジン交換はかなりの痛手でしょう。
ANAはB787のローチンカスタマーではありますが、やはりローチンカスタマーゆえの受難なんでしょうかね。
ローチンカスタマーのメリット・デメリットがB787で明白になった感じがします。

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