30%割引は14日前購入の「お先にトクだ値」に変更されいて、前日購入では実質値上になっていました。
今年のダイヤ改正から「あずさ」は全席指定制に変更となり、利用者から支持されていた「あざさ回数券」が廃止になったのは知ってましたが「えきねっとトクだ値」まで変更されていたのは気が付きませんでした。
松本まで10%割引の「えきねっとトクだ値」では5850円なので、高速バスが3800円と比べると時間に余裕があればバスの方がかなり安く感じます。
なので、往路はバスにして遅い時間の復路だけ「あずさ」利用にして、運賃を計算してみると、通し区間で普通乗車券を購入し「あずさ」の特急券を購入した方が、10%割引の「えきねっとトクだ値ね」と区間外乗車券との組み合わせより安くなることが判りました。
さらに調べると「あずさ」の特急券は100km以内までは1000円なのですが、100kmを超えると1km当たりの料金が割高になるのです。
なので上手く100kmで分割して特急利用区間を抑えた方が安くなるのに気付きしました。
分割しても制度的には問題ありませんし、予約時にはシートマップを使ってそれぞれの区間で同じ席を指定すれば座り続けることが出来ますから購入時にちょっと工夫するだけで少しは安くなるのです。
今回の特急利用区間は塩尻~新宿間だったのですが、営業距離は200kmを僅かに越して211kmとなり、特急券は2500円です。
これを100km以内で抑える様に「塩尻~甲府」「甲府~立川」で分割すると1000円×2で済むのです。
新宿まで乗らずに一駅手前の立川で下車することになりますが、時刻表で調べると「あずさ」の6分後に来る中央特快に乗換えても最寄駅到着は7分しか違わないので、これなら立川で下車しても良いかなとなります。
ちなみに塩尻~立川までの特急券は200km以内で2200円ですから200円程安くなります。
しかし、チケットレスサービスを使うと100円引きなので1000円が900円x2なって1800円となり通しで買うより300円安くなります。
さらに6月まで購入分まではチケットレス導入記念で300円引きだったので700円x2で済み500円も安くなったのです。
新宿まで「あずさ」に乗り通しても下車駅には7分しか違わず、立川で乗換えることで600円(導入記念割引で購入したので800円も)倹約出来て、おまけに新宿駅で階段の上り下りを省くことが出来ました。
(実際にはさらに一駅手前の八王子で下車して中央特快に乗り換えました。その方が待ち時間も3分と短く着席も容易でした)
ちょっとした裏技的な「あずさ」利用法ですね。
ちなみに松本から新宿まで200kmに抑える方法としては、「松本~韮崎」「韮崎~八王子」で分割する方法もあります。
ただ注意しないといけないのが、乗車する「あずさ」が停車する駅で分割する必要があるので速達タイプの「あずさ」だと上手く分割出来ない事もありますので時刻表でよく調べないといけません。
今度、時間があるときにどこで分割したほうが安くなるかよく調べてみようと思います。
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