寸断された鉄路

昨日氾濫した江の川沿いに走っていた旧三江線沿線が被害を受けた

先週、九州南部を襲った豪雨による河川氾濫や土砂崩れなどによりJR九州、くま川鉄道、肥薩おれんじ鉄道に大きな被害をもたらしました。

各社の被害状況がまとまり公表されましたが、既に報道のとおり肥薩線では歴史的貴重な球磨川第一、第二橋梁が流失している他、土砂災害を受けており被害を受けてない場所の方が少ないでのはと思う程です。
久大線でも鉄橋流失があったり、幹線ルートの鹿児島本線でも大規模な土砂流入があったりと自然災害による被害がココ数年、拡大傾向にあります。

特に体力の厳しいくま川鉄道では橋梁流失と言う廃線の危機でもあります。土石流入や路盤流出なら修理すれば復旧は出来ますが、川に橋を架けると言うのは数ヶ月で出来るものでは無く、お金も時間も莫大に掛かります。

今後、復旧に向けた協議が始まると思いますが、寸断された鉄路をどう復旧させるかと言うより「お金」の話が先に出てなかなかまとまらないのではと危惧しています。

コロナ後の社会じゃありませんが、鉄道のあり方を真剣に考える時期では無いでしょうか?
もうJR3島会社は解体して、あらたな上下分離式の鉄道運営方式に改組する、鉄道ユニバーサルサービス制度を導入して都会を走る鉄道運賃に加算運賃を収受してローカル線の維持に回すなどの制度を行く必要があるのでは?と思っていますが・・・

活発化した梅雨前線によりまだまだ雨が降る可能性があります。
これ以上被害が拡大しないこと祈りつつ、犠牲になられた方に合掌。

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