羽田の新ターミナルを考える

日曜日に行ってきた、羽田の新国際線ターミナル。
見学客で大賑わいでしたが、マスコミでは「江戸情緒」だとか「和」だとかと持ち上げていますが、行ってみての感想から言うと、空港ターミナルの機能としては、正直合格点を上げることは出来ないですね。

気になったのは、国際線ターミナルに隣接するP5駐車場。出入の動線が悪いですね。もう少しスムーズに入れるような道や、出口のT字交差点の配置も悪かったです。
さらにエレベーターホールが狭く、カートを押した人同士がすれ違うのがやっとでは無いかと言う程です。国際線となれば荷物も多くなりがちですから、そういう心配りは必要です。

チェックインカウンターは分かりやすいものの、出発が集中する時間に利用者が集中すると、人が溢れそうな感じでかえって列やカウンターが分かり難くなるのでは?と思いました。

4階のショッピング、レストランゾーンは、狭いスペースに輪をかけて凝ったディスプレイなもんだから、通路幅が狭い。まあ、人が多かったからそう感じるのかも知れませんが・・・
それと4階にはカートを乗り入れる事ができないのもマイナスですね。チェックインが始まる前に空港に着いたら身動きが出来ないようなってしまいます。日本の空港はどうもそういう傾向が強いです。海外の空港では、ターミナル内は殆どカートを使えます。

総じて、利用者の事より収益を考えすぎているように見受けられます。空港ビル経営と言う観点から見れば判らないでも無いですが、利用者から使いにくい空港と思われては元もこうもないと思うのは自分だけでしょうか?

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