JAL123便事故から35年

航空

今日、8月12日はJAL123便墜落事故が発生した日です。

35年前の1985年(昭和60年)、羽田18時発伊丹行JAL123便B747-SR型JA8119機が離陸後、機体後部の圧力隔壁が修理ミスにより金属疲労から破損し気圧により垂直尾翼と補助動力装置を吹き飛ばした際に、操縦に不可欠な油圧操縦システムを損傷させ、操縦不能に陥り迷走飛行の末、群馬県の御巣鷹山に墜落し乗客乗員520人が無くなりました。

航空機単独事故では今でも世界最多です。
この事故については、以前からBlogにも書いてますが、今でもいくつかの疑問があり、個人的も航空事故調査委員会が発表した調査報告をすべて信用できるかと言うと首をかしげてしまいます。

もし、この事故が今起きたとするなら、もっと多くの生存者救出が出来たことでしょう。
今じゃ当たり前になっている、航空機に搭載されているADS-Bや、GPSによって機体の位置はリアルタイムで把握できますから、今でも疑問視されている救助作業が遅れ(故意に遅らせた?)ることも無っかたでしょう。

この35年間の間に空をはじめ、陸や海での交通機関の安全対策はかなり向上したとは言え、まだまだ事故が発生しています。
日本はどうしても世論的に事故原因よりも事故責任を追求してしまいなかなか事故対策が追いついて無いと感じています。すでに欧米では、2度目起こさない為の究明が主となっています。日本もそのような方向になって欲しいものですね・・・

まもなく機長らの必死の操縦も甲斐なく御巣鷹山に墜落した18時56分を迎えます。
この事故で亡くなられた方に合掌。

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