JR東日本の新幹線50%割引の「お先にトクだ値スペシャル」の利用が8/20から開始されました。利用が著しく減った新幹線や在来線特急の利用喚起をしようとと言うことで、今までキャンペーンで同様な大幅割引が設定されることがありましたが、来年3月までと長期に渡っての設定は初めてです。
さぞ賑わっているかと思えば、先日乗車した常磐線特急「ときわ」や上越新幹線「とき」の指定席は閑古鳥が鳴く状態でした。
7月からの感染者拡大で出控えが広がったことが大きな要因ではありますが、ビジネスもコロナ渦でリモート主体となり、出張需要も減っているのも一つの理由なのかも知れません。
前日まで購入可能な10%から15%引きの「えきねっとトクだ値」も普段ならとっくに設定座席数満了で満席になるのですが、購入期限ぎりぎりでも空席が有ったりと利用需要自体が回復していないのです。
まして50%引きの「お先にトクだ値スペシャル」は利用日の20日前の予約が必要と言うこともあり、かなり前から計画を立ててなければ利用しずらいのも一因ではあります。
上野を9時過ぎに乗った「とき」も大宮発車時点で乗車した6号車では20名程の乗客しかおらず、終点新潟到着直前には数えてみると9名とかなり「密」どころか「空」すぎて寒々する程です。
車内販売も再開されましたが、この利用率では売上は期待できないでしょう。(コーヒーや固いアイスがあれば買うのですが、販売取り止めになったのも痛いです)
さらに15時過ぎに上り「MAXとき」では1階席でしたが新潟から高崎まで2名とまるで貸切状態でした。高崎で下車しましたが、入れ替わりで乗車したのは7~8名でしたから乗車率は下手すると一桁台だったかも知れません。
Go To Travelも不発(それなりに賑わった場所はあったようですが)で、新幹線がこの状況ですから第二四半期も運輸事業では営業損失を生じる可能性が高い気がします。
そのGo Toも9月に外された東京も対象になるかも知れませんが、やはりこのコロナ渦ではなかなか出かける気にならないと言う話もあります。
ここらで一度気持ちを切り替える上でも、「密」と濃厚接触を避け感染対策、特に過度な「飲酒」(お酒が入るとどうしても自制が出来なくなり声が大きくなるなど感染リスクが高まると思う)しないなどの自制をしつつ紫外線が強いこの時期に適度な旅行をした方が良いのでは?と最近思ってます。
この冬に次の波が押し寄せる可能性も捨てきれません。そうなれば最悪、また自粛生活を強いられる可能性がありますから・・・
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