今の若者にJ-PHONEって知っている？と聞けば、殆ど知らないっていうでしょうね。
現在のソフトバンク携帯のルーツでもあるJ-PHONEですが、元々は旧国鉄の流れから発祥した通信キャリアである日本テレコムが設立した携帯電話会社で、JR線や新幹線に沿って光ファイバーを持っており当時としては、NTTグループに次ぐ通信キャリアとして有望視されていましたが、通信自由化以降、経営母体のころころ変わり一時はボーダフォン傘下なったりと波乱のキャリアでもあります。
ソフトバンクが買収した以降は落ち着きを見せてますが、この先どうなるかは想像しにくい業界でもあります。
さて、この写真は2001年頃に撮影した(旧)スカイマークのB767-300ER、JA767Bで、機体にデカデカとJ-PHONEのロゴマークが書かています。
当時、スカイマークは企業とのタイアップとして企業ロゴを機体に描いており、マイクロソフトなんかの時代もありました。
JASもポカリスエットのカラーをまとった機体など、丁度スッテカーによるラッピング機体広告が流行りだした時期だったのかも知れません。
この頃はスカイマークもB767で福岡線など飛ばしていました。今でこそB737-800やA320などの小型機がLCCや新興エアラインの定番ですが、当時は羽田空港の発着枠の問題もあり定員の多い中型機のB767にして機体効率より1回で運べる人数が重要視さえてました。
それが、各社の経営に大きくのしかかってその後の経営に影を落とした一因とも言われてます。
このB767は今ではロシアのロイヤルフライトで利用されているようですが、このコロナでどうなったのでしょう？
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