昨夏から徐々に便数が回復してきた国内線ですが、12月からの新型コロナ感染症の第三波が津波のように日本を襲いはじめ年末年始の輸送実績も例年の6割減と大幅な落ち込みを記録しました。
年末年始は各社ともGoTo利用を見込んで多く運航便を予定していただけにこの落ち込みは期待を裏切られた感じです。
さらに緊急事態宣言の再発令により、人の移動が自粛されることになり、当然期待していたGoToも中止延長となって航空需要はさらに冷え込むことになります。
JALは13日から国内線の減便拡大を発表しており13日から1月末まで71路線3567便が運休となり、ANAは15日から減便追加を実施し、60路線2698便が運休となります。
このような状況が長引くとと経営的にも厳しい状態になってきます。
年末から国際線も少しですが、日本線を運航再開する外航キャリアも出てきていたのですが、変異種の拡大如何では再び運休するような事にもなりかねません。
なんとかこのような事態を脱する必要があるのですが、どうも今の政府にはその希望がもてないのは悲劇ですね。
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