終電繰り上げを来週から実施へ

常磐線 鉄道
常磐快速線は松戸0:17発の2346Hが上り上野行最終になります。

1月7日に緊急事態宣言発出の際して自治体から終電繰上げ要請が国土交通省になされたことにより、JR東日本など関東の鉄道事業者は3月のダイヤ改正で予定されていた関東近郊の終電繰上げを、来週20日から実施することになりました。

今回、特措法に基づき夜8時以降の外出自粛が出ており深夜における鉄道利用者のさらなる減少が見込まれることもあって、鉄道事業者としては渡りに船な要請だったのではないでしょうか。

今回の終電繰上げは現行ダイヤの変更という形になるので、一部は終着駅を変更して、その後所定滞泊駅までは回送として乗務員や車両運用の大幅変更にならない形で実施されるパターンで対応となるようです。

3月のダイヤ改正では終列車後の夜間作業時間確保を繰上げの理由と掲げていましたが、今回は回送列車が走る区間では現行通りなので、夜間作業葉できませんが終電繰上げ区間の駅要員に対して人件費の削減が期待できます。

特に郊外で終列車と初列車の間が短い駅では駅要員に対して時間外勤務が発生する場合が多いですから、その分を削れるのはテレワークなどより定期収入の減少、ビジネス・行楽客の減少による定期外収入が更なる落ち込みが想定されるだけに懐事情が苦しい鉄道事業者にとっては大義名分が出来たというところでしょう。

それにしても、このコロナ第三波はいつ収束するのでしょう?
緊急事態宣言は2月7日までですが、一都三県から対象自治体が増えてきてます。
期間延長の可能性も高くこのままダイヤ改正まで引きずるかも知れません。できればそれは避けたいものです。

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