整理解雇へ

再建途上のJALは運航乗務員、客室乗務員合わせて250人の整理解雇を実施することを正式発表しました。
非常に残念ではありますが、会社が破綻している以上、整理解雇は止む得ないと思います。

かつてSwissairが破綻にした際にも同じような事がありました。経営破綻した月末近く、多くのアジアベースの客室乗務員がチューリッヒに到着してオペレーションセンターに出向いて、スケジュールを確認すると「白紙」だったそうです。

今回、JALの運航乗務員を整理解雇するのは、B747-400の退役(来春)により同型機の乗務員が浮いてしまうことによると言われてます。
いまさら小型機に移るにも、訓練費用が掛かる訳で、かと言って既に多くの仲間が自主的?に退職して、なんとか適正水準になった地上職に下ろす訳にもいかず八方塞がりです。
ましてANAもB747-400の退役は決まっているなか転職口も無いわけですから、会社としても苦渋の選択だったのでは無いでしょうか?

あとは、会社が整理雇用対象者の選出方法が公正かつ合理的であることを証明できるような方法で行って欲しいものです。
国鉄分割民営化のような事が無い事を祈るばかりです。

コメント

タイトルとURLをコピーしました