小田原に戻った路面電車

小田原市内電車 鉄道

日曜日は鉄道仲間と小田原駅から徒歩10分ほどの国道1号線に面した報徳広場に保存されている元小田原市内電車202号車を見物に行ってきました。

この路面電車は大正生まれの車両で製造当初は東京・王子電気鉄道(今の都電荒川線)で活躍した後に小田原の市内電車に移り昭和32年まで小田原から箱根板橋間で走ってました。
小田原市内電車が廃止された後は、長崎電気鉄道に譲渡されて、2019年3月まで活躍します。

そんな中、2018年10月に今回の仲間たちで長崎電気鉄道でこの202号車(長崎では151号車)を貸し切り運行をした際には、まさか小田原の地で保管されるとは思っていませんでした。

出庫する151号

浦上車庫から貸切運転の為に出庫する151号車


こうやって綺麗に再塗装されて広場で市民の憩いの場として第二の人生を歩むとは、小田原でのグランドファンディングの成果と言うことなのでしょうね。

ただ心配なのは、屋根が無いと言うことですかね。
長崎電気鉄道でこの車両を貸し切り運行する際の条件に「晴れた日のみ運行」となっていました。車体が古く雨漏りするので雨の日は別の車両に変更することになっていたのです。

客室屋根にはカビの跡もあり、そのままの様子で小田原に引っ越して来たのでこの先、雨が降ったら大丈夫なのかな?
折角、保管されるようになったので、大切に保管して欲しいものですね。

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