今年のGW輸送実績は

特急ひたち
常磐線特急も前年対比で229%と好調?でした。

コロナ禍になって3回目のGWが終わりました。
今年は外出自粛令が出なかったので観光地に多くの人出(前年対比)がありました。

しかし予想通り、GWが明けから感染者数は下降線だったのが上昇線になった地域が多く沖縄県は過去最多を記録するなど人流による反動も出ています。

とは言えコロナも3年目に入りワクチンや治療法も広まり当初の様な、感染したら亡くなると言うような状況でも無いのも事実でこれからは経済復興との攻め際が続くことになるでしょう。

さて各輸送機関のGW輸送実績が公表されていますが、各社も前年対比に加えコロナ前の2018年との比較も出しています。

 JR東日本(主要16線区) 前年対比217% コロナ前対比69%
 JR東海(特急・新幹線)前年対比271% コロナ前対比79%
 JR西日本(特急・新幹線)前年対比284% コロナ前対比75%

JR主要三社はJR東日本は東北新幹線が地震の影響を受けたのものの前年度で3倍近い数値となっています。
とは言ってもコロナ前に比べれば7割程度とまだ完全回復には至っていません。

一方高速道路の平均日交通量はどうだったのかと見てみると、
 高速道路4社 前年対比で136%、コロナ前対比77%
で思ったほど前年対比が伸びてません。それもその筈で2021年のGWでは既に対年比198%と増えてますから自動車の移動需要は昨年にはそこそこ戻っていたことになります。
ですがコロナ禍前に比べれば鉄道とほぼ同じという結果は、ちょっと意外でした。

ちなみに航空はどうだったのかと見れば
 ANA国内線 前年対比184% コロナ前対比79%
 JAL国内線 前年対比231% コロナ前対比81%
とこちらもコロナ前に比べて8割前後と鉄道、道路と似た数字です。

という事は、今年のGWでも外出を自粛した人が2割弱は居たと言う計算です。
この数字が多いのか少ないのかは、人によって受け止め方が違うと思いますが、個人的にはまあ妥当な数字ではないかと思います。

ただ最近思うのは、人流が増え経済が回ってきているのは嬉しい反面、夜の酔っ払いが増えて来たなと思います。経済を回しているので良いのでは?と思うかも知れませんが、ノーマスクで大声で道路を闊歩している姿は戴けません。

アフターコロナのTPOをちょっと考えて欲しいと思うのですが、そもそもそういう事が出来る人はもうしてますから、それが出来ない残念な人なんでしょうね。

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