キヤノンRF600mm F11 IS STMのお試し結果

RF600 TRAVAIRの独り言
©CANON

先日、キヤノンフォトサークルの製品モニターでRF600mm F11 IS STMを借りたことを記事にしましたが、本日機材をキヤノンへ返却発送しました。
試用期間は今週末までなのですが、遠征予定で週末に返却出来ないので早々に発送しました。

なので使用したのは僅かでしたが、使った感想から言うと「自分のレンズワークからすると購入することは無いだろう」と言う感じです。

600mmと言う望遠は威力がありますが、主に飛行機や鉄道を撮影しているとどうしても立ち位置が決まってしまいます。
なので単レンズの場合、被写体のと距離を詰めるのは撮影者側が動かないといけないシーンが多いとどうしても構図に無理が生じたりします。
まあその辺りをカバーする腕があれば別なのですが・・・

とは言え600mmの望遠レンズにしてはかなり軽量ですし、描写も悪くありません。

羽田を離陸するJAL

羽田を離陸するJAL

このカットを撮った時に描写を見て正直ビックリでした。
羽田の国際線ターミナル(第三ターミナル)から第2ターミナルの先にあるC滑走路から離陸した機体なのですがココまで綺麗に写っているとは・・・

それとF11固定と言うのも最初は使いづらいかなと思ったのですがR6の高感度耐性でF11でもISOを上げても鑑賞に耐えられるのもポイントが高いです。
それとF11の開放で撮ると圧縮効果+ボケがいい感じで撮れたりします。

ボケてます

列車側面を圧縮撮影

使い方によってはなかなかのポテンシャルを持っているレンズかも知れません。

なのでこういう写真を好んでいる方には良いかも知れません。

国際線用のB767-300ER

国際線用のB767-300ER

機体の一部をアップで撮りたいとか

EF65を正面撃ち

EF65を正面撃ち

正面ドッカンと撮るみたいな感じには良いでしょうね。

それとこのレンズ構成にDOレンズが使われていますが、強い光源を撮ると緑環状が現れるのが弱点でありましたが、このレンズでは70-300DOレンズに比べるとかなり軽減されています。
EF65の写真では正面から光を受けているので緑状になっていますがぱっと見だとあまり気づかない程度になっています。

総じてこのレンズは悪くありません。望遠ワークがメインなら軽いし値段もそう高くは無いので損はしないかも知れませんね。

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