GoTo狂想曲改め全国旅行支援狂想曲の始まり

ソリー画面

会社帰り、いつもなら電気が消えて静かになっている旅行代理店の電気が点いていて店内で社員が作業していました。
今日から「GoToトラベル」改め「全国旅行支援」が始まり申込みが殺到したのでしょう。
そういえばGoToトラベルの時もそうでしたね、なんせ開店前から並んでいる人がいた位でしたから。

2020年に一律停止となった「GoToトラベル」の再来とあって色めき立つのは判ります。あの時は色々と不備があり混乱もあり、今回はさぞ対策をと思いますがどうもそうではなさそうな感じです。

まあこの手のトラブルは当たり前です。なんせトラベルの語源はトラブルって言われますからね。

さて今回の「全国旅行支援」対策にツアー造成や宿泊施設側も準備をしていたようで、早速あちこちから便乗値上げ!だと言う声が出ているようですが、何を言ってのか?と思います。
なあに今までが安すぎたんですよ。

定価に相当する金額は国土交通省モデル宿泊約款によれば宿泊約款の別表として定められていることになっています。まあその別表を見ることはなかなか無く、最近は金額を固定せずに「フロントで掲示する金額」と言う事にしている約款も多く見受けられます。

じゃあフロントで提示される金額と言うと以前はパンフレットなどの記載されている金額だったりする事が多くそれが結構良いお値段だったりするんですよね。5000円位のビジネスホテルが1万円だったりとか

しかし、この業界はダイナミックプライシングの先駆て導入し需要により価格変動しているのは当たり前で、稼働が少なければ価格が下がるし稼働が上がれば価格も上がります。
なので約款上で「フロントで掲示する金額」にしていれば、高額な金額を設定しても何も問題は無い訳です。それが定価です。

便乗値上げで憤慨するなら泊まらなければ良いだけですから。

さてさて、こうなるのを見越して来月の北海道遠征旅行の宿泊予約を先月しておきました。
先月予約した際は6000円を切る値段でしたがさっき見ようとしたらアクセス集中でソーリー画面になりなかなか表示されませんでしたが、同日程では予約時の倍の値段になっていて笑ってしまいました。
旅行支援を利用しても予約時の金額にならずダイナミックプライシングしてるなぁ~と。

これから暫くは全国旅行支援狂想曲が至るところで演奏されることでしょう。

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