むつ湾フェリー「かもしか」

先月、ジジババ切符（大人の休日倶楽部パス）で大湊線を乗りに行った際、大湊から折り返すのも面白く無いので、むつ湾フェリーで下北半島から津軽半島へ渡ってぐるっと回って帰ってきました。

大湊駅前14:13発のJRバス脇野沢行に乗り、大湊基地やむつ湾の風景を見ながら約1時間、15:20にフェリー前バス停に到着します。
蟹田行のフェリー4便は脇野沢港を15:30に出港ですが、フェリーの出港時間は出発準備が完了して係船索が放たれて船が動き出す時間です。
車の乗船が終わると甲板員は出港準備に取り掛かるので乗換えが10分しか無いと場合によっては乗れない可能性もあるので、事前に脇野沢の事務所に電話を入れて15:20着のバスから乗り換える事を伝えておきました。

フェリー乗り場の方がバス停まで来てくれて「事務所はこっち～」と案内してくれました。自分以外にもバスから乗り換えるジジババ切符利用者が居たので、総勢4名が乗り込み15:30に出発準備完了となって定刻より数分遅れて出港となりました。

デッキに出て海風を受けながらの景色は陸地の乗り物とは違った雰囲気ですし、釣り船より舷が高くて海を見下ろすような視界もなかなか楽しいです。

むつ湾を出ると津軽海峡を挟んで北海道となります。学生時代、青函連絡船に乗って青森から函館まで何度も利用しましたが、湾内の横切り船には初めての乗船です。

この日は天気もよくベタ凪でクルージングには最適です。

青函連絡船も夏の時期には仏ヶ浦近くを航行して海上から見物できるサービスを行っていましたね。
4月から6月はイルカがむつ湾に入って来てフェリーと並走したりするのですが、どうやら今年のシーズンは終わってしまったようです。
青函連絡船から何回が見たことあったのですが、北海道へは飛行機や青函トンネル経由になってからは見る機会が無かったので見たかったなぁ～

4便にはツアー客も入っていたのでそこそこ盛況でした。
およそ1時間で蟹田港に入港となります。
下船時は車の下船が終わってから徒歩客の下船となります。

なので最後に誰も居なくなったキャビンを撮影して下船しました。
一般客席の後方には特別席（+500円）もありました。
船内に売店が無いのがちょっと残念ですが1時間の航路だと難しいのでしょうね。

下船後、蟹田駅までは徒歩で20分ほどの距離なので歩いての移動となりますが、天気も良かったので苦になりませんでした。
なかなか楽しい船旅でしたが、経営の方はコロナの影響もあって大変のようです。