名門大洋フェリー「フェリーおおさかⅡ」で九州へ

フェリーおおさかⅡ
フェリーおおさかⅡ

名門大洋フェリーの名前を聞いた時に凄いなーと思ったものです。
今回乗船するに際して調べると、大洋フェリーと名古屋と門司を結んでいたフェリーの会社と合併したので「名門大洋フェリー」となったということで腑に落ちました。

今回利用したのは大阪南港17時発の1便「フェリーおおさかⅡ」です。
大阪から九州へ向かうフェリーの中で門司着5:30と一番早い便となり時間的に早いのと2便が新造船で人気もあることから1便はWEB割引で30%割引となるので、寝台のツーリストクラスだと6050円で九州まで行けてしまいます。

乗船受付は出港30分前までなので16時過ぎにニュートラムの「フェリーターミナル駅」に着いて駅からターミナルまでの連絡通路を進むとそのままターミナル2階の乗船口前に着きます。

大阪南港フェリーターミナル

大阪南港フェリーターミナル


既に乗船開始となっていたので、ネットで購入した際のQRコードで乗船改札を受けて「フェリーおおさかⅡ」乗船します。

予約しているのは第六甲板のG13船室の9番寝台です。
G13船室は船体中央の船室になります。部屋に入って直ぐの寝台なので反対側が壁になるので個室的雰囲気になる場所なので人気がある場所です。
予約時に船内マップから指定出来るのですが、乗船日間際だったのですがどういうわ訳かG13船室がガラガラだったので予約することが出来ました。

ツーリストクラス

ツーリストクラス


荷物を置いて貴重品だけ持って早速、船内散策します。
フェリーおおさかⅡは2015年就航なので若干古さを感じさせますが、今の標準的フェリー水準と謙遜が無い感じです。

土曜日とあって混雑するかと思いましたがツアー団体客が入っているものの、そんなに混雑感は無いものの17時オープンのレストランには既に列が出来ていました。

この日は東京から18きっぷで乗り継いで大阪までやって来たので、お昼は名古屋駅で購入した「天むす」だけだったのでお腹も減っていたので一旦、寝台に戻って早い夕食にしようと列に並びました。

レストランは列が出来ていたからか少し早く16:50にオープンしました。バイキング形式で夕食は1800円となっており朝食とのセットだと2000円なりますが、朝食は下船後の駅でうどんにしようと思っていたので夕食のみ購入しました。
トレーを持って料理を盛っている間に出港時間となりフェリーおおさかⅡが出港します・

レストランはブッフェ形式

レストランはブッフェ形式


料理は九州の料理など種類は豊富ですが、ちょっと押しが弱いかな。出ている料理が無くなるとスタッフが直ぐに新しいのを厨房から運んでくれますが、予定量が無くなると違う料理になったりしていました。

ドリンクバーもデザートも有るしお昼の分も含めて腹いっぱいになるまで食べてしまいました。
正直、味の方は「らべんだあ」の方が良かった気がしますが、ボリュームを考えるとコスパはこっちの方が良いかも。

食事を終えると船は神戸空港沖を航行していて神戸空港を離発着する飛行機に関西空港へRWY06へアプローチする機体も眺めることが出来きなかなかいい感じです。
どうやら神戸から大阪にかけての陸地は雷雨になっているようで時折、稲妻が見えたりします。

明石海峡大橋

明石海峡大橋

そして前方には明石海峡大橋が見えてきます。
考えてみると海上から見るのは初めてです。
デッキは、大阪方面の雷雲に吹き込む風が強いですがこの景色を見ようと多くの乗客が集まってましたね。

出港後のイベント?が終わったので、大浴場で汗を流します。

大浴場

大浴場

乗船直後は混雑していましたが、一段落してガラガラでした。
露天風呂が無いのが残念ですが、空いているのでゆったり入る事が出来ました。
ちなみに1便の大浴場は22:00までで朝が利用出来ないのがちょっと残念ですね。

汗も流した後は寝台に戻ってタブレットに保存した動画なんかを見ながら就寝前のイベントまでゆっくりと時間を過ごします。

21時ころ、そろそろ瀬戸大橋通過時刻なのでデッキに上がるとライトアップされた瀬戸大橋が見えていました。
なかなか壮観です。

瀬戸大橋

瀬戸大橋の夜景

流石に暗いので露出が無くISOをあげるしかありません。
そうだ50mmの明るいレンズも持って来ているのを思い出し取りに行き、戻ってくると瀬戸大橋手前まで来てました。

どうやら四国、坂出側を航行しているようです。

瀬戸大橋をくぐります

うっすらと讃岐富士?が見えてますね。

この後瀬戸内しまなみ海道も通過しますが、それを見ていると夜遅くなるので寝台に戻って就寝の準備をします。1便はエコノミーとツーリストクラスの船室は21:30過ぎに消灯となります。

この日も朝早くから活動していたので、寝台の電気を消すと直ぐに眠ってしまいました。

翌朝4時半に「おはよう放送」が入り、定刻に入港予定と売店やレストランの営業を始まったことを知らせませす。
ゴゾゴゾと起き出して着替えを済ましてデッキに上がってみると朝焼けが拝めました。

まもなく九州に到着です。

まもなく九州に到着です。

前方を見ると既に新門司港沖まで来ており、沖堤の灯台が見えていました。

沖堤を交わして湾内に入ると着岸準備です。
乗船時はポートサイドから乗船しましたが、下船はポートサイドからになるようです。
5:25、定刻少し早く着岸後、ボーディングブリッジが接舷して徒歩客の下船が始まり、人気のないターミナルビルに降り立ちます。

新門司港は門司や小倉と戸ノ上山を挟んだ反対側にあるので市街地まで距離があるので、各社とも連絡バスを運転してくれていて着岸後、徒歩下船客はターミナル前に北九州市営バスの観光バスタイプ車が待っており、門司駅経由で小倉駅新幹線口まで運んでくれます。

徒歩客がバスに乗り込み5:35には出発して、門司駅前には5:55に到着しました。
ここでバスを降りてJRに乗り換えフェリーの旅は完了です。
18きっぷでは東京から九州へ1日では行けなくなりましたので、このフェリーは重宝しそうです。

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