「クリームに映える緑のストライプ 国鉄型185系で行く両国発品川行きの旅」

昨日はJR東日本びゅうツーリズム&セールスが主催する「クリームに映える緑のストライプ 国鉄型185系で行く両国発品川行きの旅」に参加してきました。

貨物線を巡るツアーですが、今回のコースに乗った事が無い、総武貨物支線(通称、新金線)と常磐貨物線が含まれていたのと185系もそろそろ引退と言うこともあるので思わずポッチとしてしまいました。
それもモハ窓側限定2席専有プランで・・・

受付後8時に保線基地側から3番線に入場し回送で到着した185系に乗り込みます。
両国駅を8:46に出発した185系は総武快速線を稲毛駅先にある黒砂信号所まで行き、そこから折り返して新小岩操車場へ向かうのでスイッチバックとなるので乗客は座席をバッタンコします。

新小岩操車場は基本、貨物列車だけで旅客列車はこういう貨物線ツアーだけになり新小岩操車場に停車するのもなかなか無い経験です。そんな風景を撮影してみました。

ます。いつもこういう臨時列車や貨物列車を撮影しているところを列車車内から眺めるのはなかなか貴重です。車内では到着前に新小岩操車場の説明があり、5番線に到着です。

新小岩操車場では10分程の停車で折り返してで金町へ向かいますので、ココで2回目のバッタンコです。
丁度金町からやってくる貨物列車1093レの到着を待っての発車となり、撮影仲間の居る新金線へ入っていきます。

新金線随一の撮影地、中川橋梁には多くの撮影者が集まってました。ざっと50人位は居たのではないかな?

中川橋梁

中川橋梁に集まる撮影者

列車は単線の新金線を走って行きます。
途中の踏切で待って居る人はなんだろうと言う顔を見てたりしていました。
まあ貨物しか走ってませんからね。

そんな新金線の風景はこちら

ココを葛飾区は旅客化しようとしていますが、正直採算性は良くないのでは思ってます。

いつも線路沿いから眺めている新金線を車内から眺めるのはとても新鮮です。

新小岩操車場から10分ほどで金町駅に到着です。ここで進行方向が変わるので3度目のバッタンコです。金町も昔は貨物扱いがあって貨車が入換とかしていたんですけど、工場は今はマンションとかになってしまいました。
金町からは常磐快速の上り線を走りますが、三河島駅の手前で貨物線に入ります。

ココから田端操車場までが常磐貨物線で、ココも通常は貨物列車がメインで旅客列車は貨物線ツアー位しか入りません。
距離は短いですが、隅田川貨物駅着発の貨物列車が走る重要な路線です。
あっと言う間に田端操車場に到着して、東北貨物線へ進みますが進行方向は変わりません。
JR東日本の東京地域本社の下を通り尾久車両センターの脇を通って、上中里駅先で山手貨物線(湘南新宿ライン)と合流し東北貨物線として北に向かいます。

このまま貨物線で大宮に向かうかと思ったら、川口駅の先で減速していきポイントを渡っていき東北貨物線下り線から東北本線(旅客)下り線に転線していきました。
後で放送があり、この貨物線から旅客線への渡り線は普段使うことは無く、事故で貨物線が普通になった時とかに使われるそうで、なかなか貴重な体験だったようです。

大宮駅はで7番線に到着です。大宮で下りから上りに折返しが出来るのは7番線しか無く、貨物線からだと上り線に入ることは出来ないので川口で旅客線に渡る必要があったと言うことです。なかなか貨物線ツアーも奥が深いです。大宮駅で4度目のバッタンコをして今度が武蔵野貨物支線へ進みます。

先ほど、田端操車場停車中にお昼のお弁当が配られたのでココでお昼にします。

特急踊り子弁当

特急踊り子弁当

小田原の東華軒が調製した185系をモチーフとした弁当箱に入ったお弁当です。
お弁当箱はそのまま持ち帰って使えるのでゴミ?が出ない環境に優しい?お昼でした。

この先は「むさしの号」が普段走る貨物線なので目新しさはありません。新小平から国立に抜ける貨物線を通り中央本線に入って多摩川を渡り日野駅のホームを通過した後、中線に入ります。ココは回送列車などが入るホームが無い場所でココで5度目のバッタンコです。


折り返して来た道を立川4番線まで戻った後は、南武線に入っていきます。中央線から南武線に入る定期列車は貨物列車だけで臨時列車でもそう多く走ることはありません。
南武線を走り、府中本町で再び武蔵野線に入り、貨物列車しか走らない区間を走行しますが多摩川を渡ると長いトンネルになります。

トンネル内にモーター音を響かせながら梶ヶ谷貨物ターミナルで地上に出ますが再びトンネルで新鶴見信号場を通過して東海道貨物線に進んで行きます。
この貨物線も特急湘南などが走っていて以前、ホームライナー時代に185系で乗った事がある区間です。

それまでは旅客列車の隙間を走っていたのであまり速度は出てませんでしたが、この辺りは貨物専用線なのでいい感じで速度をだして、小田原駅も通過して熱海駅に15:07に到着しました。
ここまで両国から熱海まで6時間半乗りっぱなしです。

ココで1時間の休憩と言うことで全員下車になりますがその前に最後の座席バッタンコです。熱海駅は列車を1時間も留置できないので185系は一旦湯河原まで回送させるようです。

駅ビルで使える1000円分の商品券が付いているのでちょっと散策を兼ねて駅前をウロウロして再びホームへ上がると発車案内表示がなかなか素晴らしいものになっていました。
熱海駅には職人さんが居るのかな?
ちゃんと185系になっているのが凄いですよね。
熱海から上り列車となり、根府川駅で後続の普通列車と特急踊り子を退避した後は小田原からは再び貨物線を走行して品川に向かいます。

鶴見と新鶴見信号場で数分停車した後、横須賀線に入り新幹線の脇を今日一番と言う走りを見せて18:07定刻に品川駅8番線に到着し両国から品川までおよそ9時間半、そのうち8時間半も185系に乗車出来ると言うなかなか濃いツアーも終了となりました。

また乗った事が無い貨物線を走るツアーがあれば乗りたいですね。

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