山田線浪板海岸駅


デジカメの画像を整理していたら、2005年7月に山田線を乗り鉄した際の画像がありました。
この日はキハ58の臨時快速が盛岡から宮古経由で釜石まで走ると言うので、朝一の新幹線に乗ってキハ58に揺られ、終点手前の浪板海岸駅で下車しました。
終点まで乗っていくつもりが、なんとなく駅名に惹かれて途中下車した際に、撮影したものです。

カーブしているホームの先は、鉄橋がありその先は築堤になっていて列車撮影に向いていそうだなぁ~と当時思ったものです。

大震災の津波で、この辺は大丈夫だったのかな?とGoogleMAPのストリートビューを見てビックリしました。
鉄橋は流され、築堤の線路も剥ぎ取られていました。築堤だって、高さ7~8m位はあった筈です。津波はその築堤を乗り越えたと言うことです。

ホームは幸いにも残っていましたが、位置的な幸運なのか、写真に写っている観光ホテルの看板も無事だったようです。

ですが、海岸の方へ進んでみると、全てが流され失われていました。

当時はこんな、美しい風景が広がっていたのですが・・・

波板海岸駅で降りて海岸まで歩いた時、ココは海抜何mって言う看板を見た記憶があります。津波対策の一つだったのでしょうけど、当時はこんなになるとは思いもしませんでした。

コメント

  1. hiro_nishi より:

    キハ58ですね。私も通学で紀勢本線で毎日乗りましたので思い入れのある車両です。まだどこかで走ってるのですかね?乗りたいです。あの独特なエンジン音と 半端じゃない煙の量が好きでした。荷坂峠を登っていくときは勾配がきつすぎて車両がかわいそうなくらいでした。

    地震からもうすぐ1年ですね。一瞬で何もかも奪う津波は恐ろしいですね。
    今となっては貴重な写真ですね。

  2. TRAVAIR より:

    全国各地で活躍していたキハ58ですが、もうイベント用に改造された車両しか残ってないようで、あのツートンカラーのオリジナルキハ58は現存していません。
    自分の好きな車両の一つだったので、残念です。

    近く首都直下地震が来るとか来ないとか騒いでいますが、どんな事になんるのか、怖くて想像もできません。
    人間は自然には無力です。

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