昨日関越道で発生した、ツアーバスの事故では7名の方が亡くなり3名の方が重体となった事故は、GWに入って直ぐの悲惨な情景と相まって報道も過熱気味の様子です。
ツアーバスの安全性については以前から議論されていましたが、ようやくツアーバスと定期高速バスの基準一元化が見えてきた矢先の事故です。
ツアーバスは旅行会社が主催して貸切バス会社が運行する、いわば上下分離方式の運行で、昔のスキーツアーバスなんかが元祖?とも言われてます。
スキーツアーバス大手の旅行代理店が名の通った貸切バス事業者を利用していましたが、今のツアーバスは中小の旅行代理店が小さな貸切バス会社を使ってコストを下げ、格安料金を武器に参入しているので、どこかで無理が生じてしまう訳です。
定期高速バスでも事故が無いかと言うと、追突事故など年間数回は発生しています。特に夜間走行するバスで事故が発生しやすい傾向にはありますが、これだけの死亡者が出たの事は無く今回の事故が異例であったのは明らかです。
昨晩、ドライブから帰って来て駐車場から自宅に戻る時にタクシーとバイクの衝突事故に遭遇しました。自転車でその交差点を通り、自宅方向へ曲がった瞬間に、後方で鈍い衝撃音が聞こえ振り返ると、バイクが倒れタクシーの下敷きになっている人が・・・直ぐに駆けつけ周りに居た人でタクシーを持ち上げ救出して一命は取り留めたものの、タクシーの運転士は救護する訳でも無く、携帯で警察なのか救急なのかはたまた会社なのか、どこかに電話してます。
昨日の出来事を思うと、自動車運送に関わる人達の安全に関する意識にどこかズレが生じているのような気がして仕方ありません。
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