先月末、政府が整備新幹線(北海道、北陸、長崎)の建設が認められ着工する運びとなった。総事業費が3兆円を超すとも言われ、一大公共事業となることは明白です。
どうやらこの工事を景気対策と捉えている節がありますが、既にこういう大型公共事業が景気対策にならないことは明白なんですけどねぇ
2014年度に北陸新幹線が金沢まで開業すれば、長野以北の信越線と北陸本線は第三セクター化されます。すでに準備会社も設立され、新幹線開業への準備は進んでいます。
今回認可された金沢~敦賀間の着工認可により2025年には開業することになりますが、関西と金沢間の動線を考えると中途半端です。
北海道新幹線に至っては、ルートが札幌まで距離の近い函館本線に近いルートになり、人口の多い太平洋側がルートから外れます。
長崎新幹線では、フリーゲージトレインによる運転となり、色々と問題を抱えた中の建設となります。
新幹線開業で都市間輸送の時間短縮のメリットはありますが、それに以上のデメリットが多いそうな感じです。
列島改造論の時代と今の社会が同じでは無いですからね
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