この週末は、「SLふくしま復興号」と「ELSLふくしま復興号」の撮影に福島の中通り地方に出掛けてきました。
撮影者や地元のギャラリーがSLを見ようと沿線に沢山あつまり、SLも声援に答えるかのように汽笛を鳴らし続けて声援に答えていました。
C61があんなに汽笛を鳴らして走ってくるので、あちこちで線路内立入りがあったのか?と思う位鳴らし続けてましたからね・・・
震災後この地方を訪れたのは初めてですが、親戚の家が中通りにあるのですが、震災で全壊すると言う被害を受けており、震災から1年を経過して復興も進んだかのように見えましたが・・・
国道を走っていると、ところどころ「○○町復興住宅」はこっちと書かれた看板が目につきました。町名は、福島第一原子力発電所の事故で避難区域となった自治体です。
いまだ収束が見えない原発事故ですが、公聴会で電力会社社員が原子力擁護の発言をして議論を巻き起こしましたが、このような看板を見て確かに何もなければ安全なのかも知れませんが、万一このような事故が起きた場合を考えると、原子力の再開には賛成出来ないなぁと思います。
「電力会社が放射能除去装置を開発したので、もう事故があっても大丈夫です」と言うことがあれば別ですが・・・
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