脱線した秩父のC58

秩父鉄道の「パレオエクスプレス」牽引機C58-363が、広瀬川車両基地で入換中に脱線した事故ですが、現場写真などを見ると、転轍機に対して背向で進入して脱線し、先従輪は完全に反対側の軌条に乗り上げている状況が見られます。

通常、開通していない転轍機に背向で転轍機に進入しても物理的に鎖錠されていない限り、割り出して進行していまい脱線に至る可能性は少ないのですが・・・
現場の転轍機は電気式で、入換信号もあるし、操車掛も添乗したので脱線原因が転轍機の不転換や非開通じゃない感じがしますね。

ただ、この事故現場一つ手前の転轍機は手動のような感じがしますので、ココで転轍機の割り出しをしてしまい、先従輪が不安定になったところで、事故現場の転轍機に進入しガイドレールでせり上がり脱線した・・・と言う仮説も考えられるかな?

あとは、先従輪自体に何かしらの問題があったか?

これから原因が明らかになるでしょうが、暫くは修理で運転が出来なくなるのは確実で、復旧費用の捻出もさることながら稼ぎどきの運休は痛手でしょう。

考えてみれば、今年になって秩父の撮影に行ってないし・・・
早い復活を祈りたい所です。

コメント

タイトルとURLをコピーしました