高コストをどう考えるか

スカイマークが「片桐機長止めて下さい!」(このフレーズを見てどれだけの人が判るか?)状態。
この秋にでも資金がショートするのでは?と言われてます。

なんせ無借金経営ですから銀行との融資パイプは細い筈。銀行もこの様な状況だとそう簡単に融資してくれませんからねぇ。

そうなるとスポンサーとなりますが、最有力なのがANAです。
買収してスカイマークを傘下に納めることで、ドル箱幹線と呼ばれる羽田・福岡、羽田・新千歳のシェアを拡大出来、運賃も羽田発で安売りを仕掛けてくる相手も無くなり高値推移できますからね。

昨日、羽田・福岡の普通運賃を見たら片道4万!
どれだけビジネス需要で利益を上げているんだろう?と思ったものです。
そんな中、スカイマークがコストを切り詰め大手の半額並みの運賃で飛ばしている意義は大きいのですが、経営陣の馬鹿っぷりには全然共感出来ないのですけどね。

思うに日本の航空産業は元々積み上げコストが多すぎて高運賃になっているのだと思っています。

最たるのが空港の発着料です。国や自治体の税金で作って利用する企業に建設費を回収する為に高額な料金を徴収。
企業はそれを運賃に上乗せするから運賃が高くなる。

もちろん航空運賃が高くなる要素はこれ以外にもあります。最近はマイレージサービスに関わるコストも増える一方だとか。

サービスコストはさておき、インフラとしての陸空海の総合交
通政策とソフトの在り方を考える時期にきていると思うのですが・・・

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