燃料サーチャージ格差?

2月から燃料サーチャージが復活しましたが、まだ価格的には低く欧州線でも3000円以下です。しかし、これが欧州発になると燃料サーチャージが全然高くなります。

Swissのホームページから東京からチューリッヒまでの航空券を購入しようとすると
日本発欧州行航空運賃以外の諸費用は14480円です。

一方で、チューリッヒから東京だと
欧州発日本行航空運賃以外の諸費用は538.5CHFで約61000円になります。

と言うことは5倍近くの格差があります。
うーむ。
ある程度、為替差益で方向格差はあると思ってましたが、これほどの差になるとは

こうなると燃料サーチャージの意味が判らなくなります。

コメント

  1. AHO より:

    TRAVAIRさん こんにちは。

    燃油サーチャージ格差はいろんな路線であります。

    香港は航空会社が課してよい燃油サーチャージの額を毎月発表しています。2016年1月から現在にいたるまでは0です。
    http://www.cad.gov.hk/english/fuel_surcharge.htm
    ただしこれは香港発の旅程でしかも香港-X間の直行便の部分にのみ有効です。
    例えば香港-ソウル-東京往復といった旅程の場合、香港-ソウル間の燃油サーチャージは0現在ですが、ソウル-東京間は航空会社が自由に燃油サーチャージの額を設定できます。

    ブラジルやフィリピンの場合は、それらの国から出発する旅程すべて(ブラジル・フィリピン-X間のみだけでは無く)に燃油サーチャージを課すことを禁じています。

    ただしこれらはあくまでブラジル・フィリピン発の旅程にだけ有効なので、ヨーロッパ発ブラジル行きといった旅程では燃油サーチャージが掛ります。

    これらのルールをうまく利用したものがいわゆるFuel dump(燃料廃棄:この場合は燃油サーチャージの無効化を指します)です。

    最初の区間だけブラジルやフィリピン発の便にして他の旅程を組み込むことによって他の便の燃油サーチャージまでも0にしてしまうのです。(他にも方法がありますがそれはまた別の機会に。。。)
    欠点としては、ブラジルやフィリピンに行って最初の便を乗らないと他の旅程がすべて無効になってしまうことでしょうか。

  2. TRAVAIR より:

    AHOさん、こんにちは。

    Fuel Dump、なかなかおもしろいですね。フィリピン発のチケットだと第三国間の燃料サーチャージも0になるとは素晴らしい制度です(笑)
    第一区間をマニラからにするのはちょっと面倒ですが、燃料サーチャージが高い区間を含むようなルートだと有効ですね。
    ただ最近は、打ち切って別チケットにした方が安かったりしますが、通しで購入と言うのがミソです。

    燃料サーチャージも徐々に復活してきているのでまた運賃よりサーチャージの方が高いと言うようなこにならなければ良いのですが・・・

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