先日、三陸鉄道を尋ねた時に社員の方から聞いた話です。
三陸鉄道の開業時に導入した気動車36型に乗車し、震災学習列車として久慈から田野畑まで行き、久慈までの戻り道に色々な話となって、導入当初から使用している36型は非常に丈夫な車両で、その後に導入した車両の方が早く引退してしまったと言うのです。
開業時に導入した36型は旧国鉄のキハ37型をベースに作られていて、国鉄時代の設計なので現在の車両に比べて頑丈で、外板の厚さも今の車両の1.5倍程度あるそうです。
特に第三セクター向けに作られた車両はお話にならないそうで、まあこれは既に導入した各社の車両が廃車になっているので判るかと思います。
開業から30年、開業時に導入した36型は冷房改造、ブレーキ性能向上に合わせてエンジン換装を行って元気に活躍しています。
(その時の裏話も聞かせてもらいましたが、なるほどそういう手かぁ~と関心しちゃいました)
既にキハ37は廃車になりJRからは消えてますが、36型はまだまだ現役です。
やはり国鉄型は「頑丈だから長持ち」なんですね。
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