日本企業側は昼間のニューヨークなどの米東海岸への路線開設を望んでおり、今回の航空交渉で就航への期待があったのですが、米国側の強硬な要求で残念ながら合意ならずでがっかりしたことでしょう。
これも日本側と提携関係が無い、デルタ航空の戦略との見方があります。
アメリカン航空とユナイテッド航空はコードシェアで便数を稼ぐことが出来ますが、デルタは自社便で飛ばすしかなく、少ない発着枠では不利です。
この劣勢を挽回するには多くの発着枠を必要とすることがデルタ航空としては欲するところですが、そうも簡単にはいかず、そうなればライバルの邪魔をして少しでも同じ土俵に立てるまで先送りさせようと言う魂胆なのでしょうかね
次回の航空交渉日程は決まっていません。
昼間の北米路線が開設されるまでまだ時間が掛かりそうです。
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