既にJALとANAは早朝深夜枠でそれぞれ2便米国路線を持っているのを昼間枠に移行、新規に昼間と早朝深夜に割当られたそれぞれ1便の計2便をANAに配分することで、羽田発着の米国路線はANAが4便のスロットを確保したことになります。
羽田路線はビジネス需要も高く収益性が期待できる路線ですが、今までの早朝深夜だとスケジュールが組みにくく効率的な運航が出来なかっただけに、昼間便の就航は悲願でもありました。
今回、12年8月発表の8.10ペーパーにより傾斜配分が行われた訳ですが、対象となるのが17年3月までなので今回の傾斜配分が最後になる公算が高いです。(なにかしら理由をつけて延長される可能性は否定出来ませんが・・・)
一方、米国側に割り当てられた昼間5便、早朝深夜1便についてAA、DL、HA、UAが計9路線を申請しており熾烈な争奪戦が米国側で行われています。
今回の合意で計12便が羽田発着となるのですが、その分成田発の路線を削る可能性も高く、いまさら成田便を新設・増発することが無ければ、成田外しが加速しそうな感じです。
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