「のぞみ」にも種類がある

のぞみ99号先日、東海道新幹線で新大阪から帰って来た時に気付いたのですが、「のぞみ」には何種類のダイヤがあるんですね。

例えば下りの場合、
最速は「のぞみ1号」、「のぞみ265号」で東京新大阪間は2時間22分、続いて2時間27分の「のぞみ3号」で後は所要時間が2時間30分と2時間33分、2時間36分のパターンに分かれる感じです。(秒単位の関係で微妙にパターンずれもありますが)

始発の「のぞみ1号」と最終の「のぞみ265号」は先行列車がほとんど居ないから最速で走れるということです。
それ以外の時間帯は「ひかり」や「こだま」がダイヤ上の制限になってしまい2時間30分台になってしまうのです。
一般の人はあまり気にしないで乗るかも知れませんが、どうせ乗るなら早い方がいいか?それとも長く乗れる方がいいか?ちょっと考えてしまいます。(笑)

そんな東海道新幹線は日本の大動脈でもありますから運転頻度も高い訳ですが、線形は残念ながら良いとは言えません。
カーブも多く今回乗車したのは車端部の1Eの座席でしたがかなり揺れて空き缶がテーブルから落ちましたからね。

まあ開業当初は最高時速210km/hでしたし運転本数も今より少なかった訳で今とは条件がまったく異なります。
JR東海が独自でリニアを建設するのは、東海道新幹線がそう長くは持たない(大規模修繕では済まないような)という危機感があるからでしょう。

鉄道マニアにはJR東海の営業姿勢を批判する人も多いですが、「高速鉄道」を維持するのは並大抵ではありません。
新幹線維持とローカル線維持を同じ土俵で議論するのはナンセンスかも知れませんが将来を見越した鉄道網の再構築を考えないとダメなのかなと揺れる新幹線の中で思いました。

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