このところ、JR西日本のホームページに「現在、三江線では、多くのお客様にご利用いただいており、列車によってはご乗車いただけない場合もございます。あらかじめご了承ください」
三江線は広島県の三次と島根県の江津を結ぶローカル線で利用者が少なく2018年3月末で廃止が決まっています。
その廃止前に三江線に乗ろうと言う人が詰めかけて、元々輸送力の無いローカル線に殺到するので休日を中心にラッシュ並の乗車率になっているそうです。
自分も今年の3月に乗って来ましたが2両編成の小型気動車が満席になる程の盛況でしたから、廃止が近づくにつれて利用者が増えていっているようです。
ならば列車や車両を増やせば良いと思われますが、元々の利用者数を元に最適化されている訳でそう簡単に増やす事はできません。それこそ無駄な投資ですから。
いっそのこと、廃止の存亡に関わっている路線は、「XX年に廃止が決まりました!」宣伝すれば利用者が一気に増えるのでは?
で利用者が増えてきたら、「皆様のお陰で廃線が免れました」と。そうなればこんどは、「奇跡のローカル線」として宣伝して人を集めればいいのでは?
でもこれは流石に消費者センターに告られるパターンかも知れませんが(笑)
鉄路があると言うこは、人を呼べると言うことだったりするのです。
ただ、人を呼ぶのは簡単なことではありません。
沿線に住む人達の協力と努力が必要になるのでそれを理解して実行出来る自治体や人が少ないのが現実でもあります。
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