方法の一つとして、混雑時間帯に運賃を高くするなど時間帯運賃制度と言う考えてを示しており、ラッシュ時と閑散時で運賃を変えると言うダイナミックプライシングの導入が今後、現実のもとになるか注目を浴びています。
これは国鉄から引き継いだJRの運賃制度とは性格が異なる運賃で、批判的な意見も多いのですが、個人的には面白いなと思っています。
首都圏エリアは自動改札になりICカードの利用率も高く、システム面での導入はそうハードルは高く無いはずです。こういう話をすると「ICカードを持って無い人はどうなんだ」と言う議論が出ますが、それこそナンセンスな話だと思ってます。
ラッシュ時間は運賃を上げるのは、ラッシュをさばくのにコストが掛かっているからです。輸送能力改善で朝ラッシュは高度成長期に比べて幾分緩和さえているものの、鉄道を労働集約型産業ですからコストはそうそう減る事はありません。
さらにコロナで在宅勤務も広がり、ラッシュ時の混雑率は3割程落ちてますが、「蜜」にならないように運転本数は変わっていませんし、コストもコロナ対策で増えているのでは無いでしょうか?
こういう中でのダイナミックプライシング。
もうコロナ後の世界に入っているのです。
いろんな意味で「今まで通り」を見直しをしないと生き残れない時代になったんだと思うニュースでした。
コメント