ZIPAIR Tokyo(ZG)は新型コロナウィルスの感染拡大で就航延期となっていた成田/ソウル(仁川)線を9月12日より貨物専用便として週5便運航を開始することになりました。
ZGは6月3日より貨物専用便として成田/バンコク線の運航を開始していますが、今回ソウル線を就航することで運航中のバンコク線の間合い運用として機材運航の効率化が図れることになります。
また、JALとのコードシェア貨物便として運航することでJALグループの輸送力の増強を図ることになります。
運航スケジュールは
ZG41 NRT 9:15 ICN11:50 B787 火水木土日運航
ZG42 ICN13:30 NRT15:55 B787 火水木土日運航
ZGはJALの中長距離線LCCとして誕生したもののこのコロナ禍で旅客営業が出来ない状況が続いており、折角改修したB787を遊ばせておくのは出来ないと貨物便として就航していますが、これはJALグループだから出来た事でしょう。
大抵のLCCは貨物営業部門も持ってませんから、色々と手続きが複雑な国際貨物を扱うのはなかなか並大抵ではありません。
そこは流石のJALグループですからJAL CARGOからの支援でなんとかなっていると言うより、ZGの貨物便も事実上はJALへのウェットリースになっているのかも知れません。
LCCは旅客を乗せてなんぼの世界ですから、早く客室に乗客を乗せて飛び立てる日が来ることを祈るしかないですね。
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