奥羽本線の福島~米坂間の板谷峠で落ち葉で車輪が空転して普通列車が大幅遅延するニュースが出ていました。
この区間は急勾配の続く峠として昔から難所でした。早くから電化されて今では標準軌に改軌され山形新幹線としてミニ新幹線が走っています。
この区間にある駅は勾配途中にあるのでスイッチバックで本線との分岐点は積雪による不転換防止の為、スノーシェルターが設けられていました。
改軌の際にスイッチバックが無くなりスノーシェルター内にホームが設置され、近代化?が図れたように思えるのですが、落ち葉で空転と言う事象は昔より増えた気がします。
車両自体が軽くなったから粘着力が弱くなったのが理由から、落ち葉対策で普通列車の前に重量が重い新幹線車両を通して落ち葉払いをしているそうです。
昔は重い機関車が客車を牽引してましたから落ち葉のなんのそのだったのですが・・・
だからか落ち葉で遅延より板谷峠は冬場の大雪での遅延する印象の強いですね。
当時は夜行列車も多く運転されていて、夜行列車が深夜の板谷峠で立ち往生して、救援機関車が迎え行くっていうことも良くありました。
学生時代に福島で奥羽本線から来る夜行急行と併結する列車に乗ってましたが、板谷峠で雪溜まりにハマったとかで2時間遅れたことがありました。
昨日から関越道で雪で車が多数、立ち往生のニュースがありましたね。
それに近いことが日常的にあったんですよね。なのでそういう時の為に準備がされていたんですよね。
まあでもそれが余剰人員とも言われたものです。
効率だけが良いわけじゃ無いような気がするのですが・・・
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