北海道室蘭港からタイに旅立ったキハ183系がタイ国に到着した様子が報道公開されました。
長い間、室蘭港で雨ざらしで保管されていて一時は譲渡が取りやめか?なんて言う話もありましあが無事にタイに到着したのは良いのですが、ボディの痛みが気になります。
そもそもタイはレールの軌間が1000mmと日本の1067mmと近いのですが、運転台がタイと日本では逆で、過去に譲渡された気動車も使い勝手が悪く、メンテナンスも充分に出来なかったので最後は客車として使われましたが、朽ち果てた車両も出ました。
どうやら前回?の教訓から今回のキハ183も客車として使用される前提で改造されるとの話もあり、まあエンジンも長いこと使って無いので多分、駄目になっている可能性が高いですからね。
後はサービス用エンジンを取り付ければなんとかなりますし、これは先に譲渡されたJR西日本14系や24系のブルートレイン(タイではパープルトレインとも呼ばれていた?)がタイ国鉄のマッカサン工場で改造実績もありますから大丈夫かな。
ただ、日本の車両はタイ国鉄の在来車に比べて車高があるので、やはり旧ブルートレインが運用されていた「東北部や南部で観光列車として活用する」とのことです。
先に観光用に改造された元JR西日本のブルートレインと一緒に活躍する姿をタイで見たいものです。
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