全線復活した只見線

第6只見川橋梁
ダムの緊急放水で橋梁が消失した第6只見川橋梁

10月1日に2011年の集中豪雨により会津川口駅から只見駅間が不通となっていた只見線が復旧し11年振りに全通しました。
一時は廃線も考えらましたが、地元の熱意により県も存続に動き上下分離による復旧と言う今までにない形で復活を遂げました。

まあ集中豪雨が原因ですが、電力発電の為に川を堰き止めているダムの緊急放水の遅れによって河川水位上昇と急激な水量により橋梁が流されると言う人的災害の側面もあります。
もしかすると東電や電力開発公社からも復旧費用が出ているのかも知れません。
まあ原因者負担はあって当然なような気もしますが・・・

もう只見線には十数年も行ってませんが、沿線の過疎化はかなり進んでいて鉄路を残すだけの需要は殆どありません。
でも沿線の人たちは只見線を観光資源として意識していたことが復活への原動力になったのでは無いでしょうか。

特に鉄道が有るか無いかでは観光で訪れる人にとっては敷居が違います、
特に観光バスで添乗員付きツアーで訪れる以外の訪日観光客では、これがバスになると何回が訪日していないと使いづらいものがあります。

だって我々だって海外に行く時に、鉄路が無くバスとなるとちょっと考えちゃいますよ。
どうやって乗るのだろう?どこで切符(トークン)買うの?支払いは?乗り場は?降りる時はどうするの?などなど心配事が増えます。

そういう事を考えると鉄道ならそこまで心配する必要はないですからね。

なにはともあれ、全線再開は嬉しいニュースです。
復活を遂げた只見線に乗って温泉めぐりをしたいなぁ~

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