西都城駅【駅弁】かしわめし

九州で「かしわめし」と言うと折尾駅の東筑軒や鳥栖駅の中央軒の「かしわめし」の様な鶏肉のそぼろで作られている駅弁が頭に思い浮かびます。

しかし日豊本線の西都城駅前に本店がある「せとやま弁当」のかしわめしはそぼろでは無く、正方形の木箱の中には味付けされた鳥の胸肉がスライスされたのがご飯の上載っており、これに定番のに錦糸卵と刻み海苔が添えられています。
箸休めのうぐいす豆とお新香も定番ですね。

「かしわめし」850円

とりの出汁などで味付けした炊き込みご飯とも相性も良く、鶏肉もスライスされているので食べやすいです。（そぼろだと、時折ポロポロとこぼれたりしますからね）
「かしわめし」に梅干しが入っているのも珍しいのでは？
ちょっとボリューム的には少ない気もしますが、鶏肉の量や価格からみればバランス的には丁度良いのかも知れません。（量をもっと言う場合には、「小さなかしわめし」を追加で購入すると言う手もあります）

都城の有名駅弁ですが、既に駅構内での販売が無く都城駅前の売店と西都城駅の本店での販売なのがちょっと残念ですが、既に駅舎内には売店などが無く地方駅の衰退している現状からだと仕方ないのなと思いながら、高架ホームだけが立派な西都城駅から特急「きりしま」に乗車し車内で戴きました。

ちなみに冷凍の地方発送用かしわめしもあるそうです。　
＜ＭＡＰ＞

(訪問日)2023.11.17